PCPMapでやりたかったこと

できたー

今回PCPMapと名うって、デザインフェスタの地図に各ブースの写真を貼って
マッピングするという作品を展示しました。


前々回のデザインフェスタに行ったとき、このポテンシャルの渦はなんじゃい!
と感じたのです。
それは今回もそうでした。
でも、デザインフェスタに行ってみて思うのだけど、
全体としてお祭り状態だし、各ブース非常に興味深い展示をしてるのに、
何か繋がりを感じなかったのです。
もくもくと作業をし続ける人、物販で客待ちの人、
それがデザインフェスタという形態のアートイベントでは当然の形かもしれないし、
私も悪いとは思わない。
でも、一つ一つが面白いブースを、繋げていったらもっと面白そうなのに、
って思うんです。


で、それをどうしたら表現できるのだろう、と思って、
はじめはPDGさんのカードダスにのっかって、各ブースの写真をカードにして、
説明文を面白く書いて、ブース宣伝?みたいなことをしようと思ってたのだけど、
二転三転して、今回の形に。
これは今まで、自動販売機を撮り続けたり、部屋のドアを撮り続けた大学での活動が元になってたりする。
で、はじめはあのボード一面に200枚、写真で埋め尽くそうと思ってたのだけど、
写真なかったらただのマップやし、写真貼ったら地図見えなくなるし、
作業量も半端ないしなーと考えて、
下敷きでカラフルにしてみた。
で、一応、あの下敷きの一群も自分の中ではビルで、だから高低差がつけてあって、
ビル=自分の世界というような思想があったり。
で、本当は貼付けた写真と、地図上のブースの位置を糸で繋げたかったんやけど、
実際やってみると作業量半端なくて断念。
で絡まった糸を持て余してるうちにこれはこれで綺麗やなぁと思って、
糸をぐるぐる巻いたり。
糸は、本当は一番やりたかったことで、「繋がってる」てのを表現したかったのだけど、
最終的に何がなんやらわからんくなったのが反省点。


てのがあの作品でやりたかったことというか意味というかなんというかです。
それが伝わってるかどうかはわからないのだけど、
伝わりにくい形になっていたということと、実際、あの作品で繋がっていることにはなってないよなぁ
というのが反省点であり、次参加できたらもっとうぎゃーっと
巻き込む形で何かをできたらええなぁ、という刺激にもなりました。