脳内の会話の話

脳内の会話、というと何やら不思議な話のような気もしますが、
昨日の会話のコストにつながる話でもあります。
 
他人と喋る前に、自分の頭の中にある他人と話をして、シミュレーションしどういう発言をすれば会話がどう進むか、を考えたりします。
それだけではなく、友達が少ないためか、普段から頭の中で想定する「相手」に対して話をするように、自分の経験をまとめたりしていることがあります。
なかなかにしんどい感じがします。
 
しかし、前者の実際の会話の前にシミュレーションをすることは、効率的な会話に繋がるある程度の効果がある、気もしますが、
後者の脳内の誰かと話をするのは、なかなかに時間の無駄になったりもします。
例えば、このブログに何を書こうか、考えている時間もそれに含まれます。
 
ブログを書いているにも関わらず、ブログに何を書こうか考える時間が無駄、とはこれいかに、といった気もしますが、
例えば、今朝朝ご飯を食べながら頭の中では○○の会議ではこう話そうかなーとか、
ツイッターで見かけた話題に自分ならこう答えるなーとか、相変わらず頭の中の会話を繰り広げていました。
しかし、それはあくまで仮想的な会話であって、現実の問題は何も変わりません。
問題を解決するための準備にはなるかもしれませんが、現実の僕は黙々と朝ご飯を食べているだけです。
 
そして最近は脳内の仮想的な会話よりも、目の前のご飯に集中したい、と思うようになりました。
ご飯を食べているときは、ご飯を美味しそうだと思うこと。食べて美味しいと感じること、それら、今起こっていることに脳みそを、感情を集中させたいと思います。
ご飯だけでなく、出勤中に見る景色、感じる気温、耳にする音。
今ここにない何かに頭を使う必要性もありますが、そればかりに気を取られ、今あるものを見逃さないようにしていきたいと思います。終わり。