朝の月の話

朝、月が綺麗でした。
夜ではなく、朝、西の方に沈む月に気づいて、綺麗だと思いました。
 
あの月の、明るい部分は東にある太陽が陽を指すことで明るくなっています。
きっと月の表面の山やクレーターが影を落とす部分もあるのだと思います。
見えていない暗い部分は、見えていないだけで確かにそこに存在して、明るい部分と暗い部分の境界には続きがあるのだと思います。
 
ずっとずっと遠くにあって、子供の頃から何度も見た月ですが、
今僕の視線の先にある月は確かに空間として連続したその先に存在するのだなぁと、なんとなく思いました。終わり。