細かい残渣の話

残渣ならば無視しても良いのかもしれません。
しかし、残渣は無視されないこともあります。
 
全てほぼ終わっているのに、残ったものしか評価されなかったりします。
無力感、脱力感を覚えます。
 
なぜ多くの終わったものより、少ない残ったものを気にするのか。
真っ白な壁が白ければ白いほど、黒い小さな点は目立つのかもしれません。
 
目立つことを嫌い、壁を白くすることなく終わらせる人もいます。
白く清く保とうとした方が、他と多から嫌がられることもあります。
ならば、なぜ白い方が清いと思っているのか。
なぜ手に入れようともしないものを理想とし、手に入れようとしないことを良しとするのか。
 
理不尽の一つの形だなぁと思いました。
終わり。