黒い話

夜、外に出ると黒い色がたくさんありました。
昼間も黒い色はありますが、それほど印象的に残ることはないな、と思いました。
 
夜があって、黒が大きくなったんだな、と思いました。
黒い夜があるからこそ、光が印象的になるのかな、と思いました。
 
どうやって僕がここに存在するのか、それはよくわかりません。
結果的に僕がここに存在してしまったので、きっと何かのきっかけで宇宙が生まれて、いい感じに地球ができて、いい感じに現在に至るのだろうと思います。
その過程の結果、僕が何年か前にここに誕生して、いろいろ遺伝子に残ったのか、それとも僕の記憶に残っていたのか、
いろんなカケラに反応して、綺麗であったり、怖いと思ったり、するのだろうと、そんな事を思いながら散歩しました。終わり。