具体性の話

具体性、必ずしも重要とは限りませんが、抽象的な物が何かをなし得るなんて、あまり思えないのです。
 
ふんわりした構想、理想、幻想、希望、夢。
それらが情熱や熱量となることはあるかもしれませんが、それらが明日の僕のご飯を食べるためのお金になるのか、というと疑問なのです。
誰かの役に立つのか、誰かを幸福にするのか、疑問なのです。
何もない、空っぽの綺麗な箱で幸福になる人もいるかもしれませんが、そこには何も入っていません。
誰かが何かを入れる必要があるならば、入れることに集中しなければなりません。
 
夢や希望を語るだけの人を見て、何の意味があるのか、と思ってしまったのです。
自分がそうならないよう、手と頭を動かしたい、と思った次第です。終わり。