正確な物差しをどう作るのか(その2)

また物差しの話かよ

 
1メートルを計測する場合、単純には物差しをやメジャーを持ってきてはかりますが、
メートル原器はWikipediaによると、
“299 792 458分の1光秒(約3億分の1光秒)の到達距離”
らしいです。
だからといって私生活で原器ぴったりでないといけない場面はなかなかないですし、
光速を測るってどうやるのだろうと思います。
また、物質の中になると光の速度も変わってきますし、
そうなってくると何がなにやらです。
 
理論値であったり校正をちゃんとした計測対象などで計測を行って、
確からしい値を出したとして、
校正の評価は誰が認めるのか、とか疑い始めるとキリがないなぁと。
 
その場面場面での、誤差許容範囲などを含んで、
精度や確からしさは定義されていくものだとしたら、
厳密に正確な物差しではなく、正確っぽい物差しでいいのかなぁ、
じゃあ「っぽい」をどこまで許容できるかは誰が決めるんかなぁ
 
などと、答えのないことを考えておりました。