王羲之から空海へ、を見に行きました

今日は大阪市立美術館で開催中の「王羲之から空海へ」を見に行きました。


書に関して詳しいわけでもなんでもないのですが、関西に帰った時、新大阪にこの展示会の広告が出てて、「王羲之とめはねっ!で見た事あるぞ」と思ったのがきっかけでした。

とめはねっ!は高校書道部を題材にした漫画です。

今日見に行った中で展示されてた「高野切」なんかもとめはねっ!に出ていた気がします。

漢文や古文は苦手で、それよりまず草書がわからなかったりで、
何しにいった、感満載ではありますが、
この字好きだなーとか、
これを書いた人が昔に実在したのだなぁ、などと考えたりしました。

また、高野切などは古今和歌集の写本なので、いくらかは「書く」ということが特別化されたものかと思いますが、
王羲之など、中国の書は「書道」のためではなく仕事上必要であった文書が、ただただ綺麗である、ような印象を受けました。

ここ最近、プロってなんだ、みたいな事を考えることがあったのですが、
道を意識せず、日々の生活の全てを向上させるような考えたもあるのかも、と気づいた気がします。
もちろん、どれだけ時間をかけるか、という取捨選択は必要な気もしますが、
これは自分の趣味だから、これは趣味でも仕事でもないから、といった考え方より、もっと違う、
生活の細かな部分を高めていけたらなぁと思いました。