目的が雲の上にあって、自分が地上にいるのなら、
最短ルートは雲の上まで柱をつなげてつなげて、それを登りきることのようにも思えます。
しかし細い柱は、最短で目的に達するように見えて、
風が吹けば倒れてしまうかもしれません。
長い目で見れば山を作ることが最短かもしれません。
ただ、山を作ることは労力と時間が必要でもあります。
裾野を作ることは、実は目的とは全然関係のないことをしないといけないかもしれません。
また、山を作っているつもりが、富士山のような山を作らずに、
裾野で遊んでばかりいて、カルデラのようなすり鉢状の山になってしまえば、
いつまで経っても目的にはたどり着かないかもしれません。
柱を作るか、山を作るか、
これはどちらかが正解ではなくて、
時と場合によって使い分けるものだろうなぁと思います。
若干の賭けをしつつ、柱を作って倒れる前に目的に達することが求められ、かつそれが最適であることもあるでしょうし、
目的が遠すぎるがために、地道に山を作って足場を固めて、少しずつ近づく方が正解かもしれません。
今自分がやりたいことは何か、それに対して今とっている方法が最適なのか、
他に最適な方法があり得るんじゃないか、
自分の考えや行動に固執せずに柔軟にいたいなぁと思いました。