靴の音と匂いの話

今日は、ただただいつも通り普通に歩いているだけでしたが、「ぎゅっぎゅっ」と靴が地面を蹴る音に気づきました。
「ぎゅっぎゅっ」と地面と接触して、地面を掴んで、蹴り上げて、前に進む感触に意識がいきました。
 
そのまま歩いていると、鼻の中をすっと空気が通り抜ける感覚に気づきました。
何かの匂い、という訳ではないですが、少し冷たい、すっと通り抜ける匂いでした。
 
何気ないことに気づくこと、それが大事だとか、何か意味があるとか、そういう話ではないです。
おそらく、僕が今日気づいたことはあまり意味がなくて、そこから何か生まれることもない気がします。
ただ、外にアンテナを張っておけば、自分の意識の牢屋の中でもがくことも少なくなるかもしれない、と少し思いました。終わり。