最近買った。
そしてポッドキャスとでも次々回くらいで喋ってるので語ってみよう。
- 作者: 甘詰留太
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/11/28
- メディア: コミック
- 購入: 20人 クリック: 215回
- この商品を含むブログ (59件) を見る
いや、語るほどの何かがあるわけじゃないんやけど、
なぜこの漫画が気になったのかというと、
ヤングアニマル嵐を立ち読みしてて、
すごいな、と思ったんですね。
幼なじみのナナとカオルが主人公で、
昔は仲良かったんだけど、高校はいるとナナは優等生に、
カオルはSMグッズを集めるエロ駄目高校生になって、疎遠になってるーというよくある設定。
ひょんなことからナナがM行為をすることによって息抜きができることに気づき、
カオルがその息抜きを手伝うという、
もはやエロ漫画なんですが、
これね、すごいですよ。
昨日、ポッドキャストの録音でもピエールさんが言ってたけど、
ナナの裸とかいっさい出てこなくて、
特に性描写がひどいわけじゃないのだけど、
「シチュエーション」をそこまでやってええの?というとこまでするこで
非常にエロく、そして若干ひくぐらいに仕上がってる気がします。
首輪して散歩とかね、非日常ですよね。
まあ、その非日常が背徳感となってSもMも喜ぶのかもとか思ってますが、
その話は別として、
そう、若干ひいたんですよね。立ち読みしてるときに。
それでどないやねんと思って単行本買って読んでみたんですが、
6話とか、どうなんですか。
ギリギリラインの一歩先を超えてる感じがするけど、
ええのか。ええのんか。
ただなんかうまいなぁと思ったのは、
ナナが快感を覚えるときにぺろっと舌を出す、っていう表現方法があるんすね。
これが結構うまいやり方だなと感じてて、
人の気になる癖ってあるじゃないですか。
私は人の微妙な癖がすごく気になる質で、例えばゲームをしてる時に微妙に首をふるとか
喋ってるときに、鼻をぷにぷにさせるとか。
で、そういう細かい癖があることって、すごく人間くさくて、人としての魅力をアップさせてると思ってるんですけど、
漫画やアニメでキャラクタを作るときに、そんな細かい癖を設定にいれることて少ないなぁと思うんす。
キャラクタの区別って、単純なものはそろそろしんどくなってきてて、
例えば語尾ににゃーとつけたところで、もはやインパクトはないのです。
でも、いつも喋ってる友達の、飯を食った後に必ず口をふく癖とか、そんなんいれてやるだけで、
そのキャラクタがかなり気になるものになると思うんですよ。
ただ問題なのは、その癖は飯を食ってるときにしか出てこなくて、じゃあ飯食わさなわからんじゃないかということ。
まぁだからこその口調によるキャラクタづけが横行しのかもしれないけど…
だから、ナナが気持ちよくなると舌を出すってう表現は個人的に好きだなぁと思いました。
そんで、カオルもときどき同じように舌を出す癖があるのも気になって、
うまい具合に誘導されてるなと感じる。
ただ、そろそろわざとらしくなってきてるので、もうちょっと自然にしてくれるといいなぁとも思いますが。
まぁ、これから、服を脱がさないままどこまでエロくなるのか見物です。