僕の文章の書き方、最後に「勉強したなー」って記憶があるのは、
社会人になって考える技術・書く技術を読んだ時のような気もします。
その前は就活でのES作成や、論文作成でしょうか。
特に、ES作成や論文作成は自分の書いた文章をとにかく人に見せては直す、
を繰り返していたので自分では良くまとまった文章だと思っていたものが、
全く人には伝わりにくいものであることを実感できたのが良い経験でした。
またそこで他人からどういうフィードバックをもらったか、
どういう書き方をすれば伝わりやすいかをある程度学んだので、
一人でも少しはマシな文章を書ける訓練になった気がします。
ただ、「文章の書き方を勉強した記憶」なんてこんなもんだ、と思いました。
もちろん、日々書く文章が他人にとってわかりやすいか、考えることはありますが、
それは自分の中のすでにある技術の使い回しな気がします。
しかもかなり注意深く文章を書かないと、簡単に僕の文章は拙いものになります。(ご覧の通りです)
よくよく考えると、
文章の書き方を学ぶ機会はそれなりにあった気もします。
小学校の頃に作文の授業はありましたし、
大学受験で作者の気持ちのようなものを数百字でまとめるといった問題もあった気がします。
僕はやっていませんが、小論文とかもあります。
大学に入ったら、レポート課題がありますし、
研究が始まれば論文を書いたりします。
ただ、それらの経験の中で、僕の場合、
「勉強したなー」と思えるのは、前述の通りESを書いたり論文を書いたりした短い期間だなぁと思います。
それは他人に自分の文章を読んでもらい、
具体的にどこが悪いか、何が伝わらないかをフィードバックしてもらったからだと思います。
社会人になって仕事を始めて、
いろいろな書類を作成します。
時には他人の文章も読みます。
しかし、社会人になってから文章の書き方について、
学んだり教えたりした経験、あまりないなーと思います。
(もっと、他人の書く技術を盗めばいいのかもしれませんが)
前にも書いたような気がしますが、
仕事と教育を両立させる難しさみたいなことを感じていて、
その中で特に文章を書くこと、は一見単純で基本的なことのように見えるがゆえに
余計に他人に指摘しづらいのかも、と思いました。
解決策は見えないまま、なのですが、
とりあえず今のままぼーっとしてると、
書く技術はあまり向上しないんじゃないかと、危機感を覚えた次第でありました。