死という概念と日々の生活

今日帰るときに、私はもうすぐ死ぬかもしれないと、本気で考えてみた。
今にもあの車に跳ねられるかもしれない。
今にもこの階段を踏み外すかもしれない。


そう思ったら寒気がした。


貴重な時間なのだ。
それを私はどれだけ無駄にしただろう。


日々の生活がひと雫も無駄にできないって、知ってるくせに。