理想的な開発プロセスにはせる思い

顧客の要望を精査し、要求仕様を作製し、
要求仕様を満たす基本仕様を作製し、
詳細設計を行い、
同時に、テストを作製し、実装を行い、
テストを繰り返し、バグ0件で、納期までに世に製品を出す。


あぁ、そんな理想郷。


開発者はそんなことを夢見て、
でも、実際には納期に追われていたり、なんだりで、ままならないことがたくさんあります。


その障壁の一つは、結構あやふやな「空気」だったりするんじゃないかと、
最近思います。
例えば、「テストを適当にしてでも納期を間に合わす」なんて意識が
職場にはびこっているなら、問題は明確な気もしますが、
たいていは、職場の皆が問題意識を抱えているのに、
手元の仕事もあったりで改善するにも手が離せない、ということがあったりするんじゃないかな、と。


でも、現状に甘んじれば、何も変わらないことは明白。
やれる範囲で、しかし、持続可能なことを、
少しでも続けて行かないといけないと、感じた一日でありました。